理事長挨拶

特定非営利活動法人山と川の学校
理事長 奥山 征一郎

 私たちの活動する最上町は、四方を奥羽山脈に囲まれた、小国盆地と呼ばれる日本有数のカルデラ地帯にある町です。東方を宮城県境に接し、堺田集落にはかつて松尾芭蕉が訪れたという「封人の家」、東は太平洋・西は日本海へと注ぐ分水嶺。西方には、かの有名な義経弁慶伝説のある瀬見温泉郷。町の各所に戦国時代に築かれたと思われる楯(城跡)や遺跡が点在し、豊かな温泉の湧き出る、歴史ロマンあふれる魅力的な土地であります。

最上町は、大堀・向町・富沢の3つの地区に分けられますが、NPO法人山と川の学校の活動拠点は大堀地区です。大堀地区公民館内に事務局を構え、地域活性化のためのさまざまな活動に取り組んでいます。その中でも代表的な活動が、子どもから大人まで幅広い層を対象とした「森づくり体験学習」です。

国道47号線から横川方面に入り、さらに山沿いへ進むと、「親倉見」と呼ばれる地域があります。昭和48年(西暦1973年)、この親倉見から、現在の大堀小学校がある清水町集落へと、全部で15戸の世帯が集団移転しました。国有地10ヘクタール、民有地4ヘクタールの杉の人工林からなるこの里山エリアが、山と川の学校独自の活動フィールドとなります。

平成28年度は、保育所の園児から大学の学生までを対象に、支障木伐採などの林業体験、キノコの植菌・収穫、昔ながらの手作業による田植え・稲刈り体験他、さまざまな活動を行いました。

結びに皆々様のご多幸を祈念申し上げ、挨拶に代えさせていただきます。